お疲れ様です、じゃっくです。
初めに宣言しておきます。今回のnoteは非常に長いです。
それと比例して、内容も濃く、ぼくが実際にたった1年で脱サラを達成出来た道のりも包み隠さず書き記しています。
さらに
● これから動画編集を始める人
● 始めているけど成果に繋がっていない人
● 案件獲得は出来ているけど安定はしていない人
● これから自力で営業して、脱サラを狙いたい人
こんな人にも参考になる内容に仕上げているので、ぜひお時間のある時にでもお読みいただけると良い成長剤になるかと思います。
「動画編集を始めるきっかけ」の部分に関しては、「泊まり勤務の鉄道社員でも副業と両立できた理由」にて詳しくまとめているので、そちらをお読みください。
また、今回のロードマップはインタビュー形式の記事となります。
読み物としてお楽しみいただけると幸いです。
副業の開始時期はいつ頃でしたか?
副業スタートは2020年8月くらいでした。
始めた当初は、脱サラなんて考えもなく純粋に月5万くらい収入増えたらいろいろと小回り効くだろうな、くらいで考えてました。
本格的に脱サラを考えだしたのは、副業開始から3か月後の11月くらいですね。
そこで決心して、脱サラに向けて15万のPCを購入したりとアクションを起こしていきましたね。
過去に経験した副業はどのようなものですか?
過去に経験した副業でいうと一番初めはブログでした。
ブログでも、毎月のサーバー代払えるくらい、月1,000円ほどの利益は出てたんですけど、ぼくのサイトを経由して商品を買ってもらう。
いわゆるアフィリエイトというビジネスモデルが結構大変でぼくは長続きしませんでした。
今でもブログ自体はあるけど、ほとんど触ってないという感じですね。
次はせどりに手を出したんですけど、車を持っていなかったので、大型の商品を仕入れることが出来なかったんですよ。空気清浄機とか。
大型商品は利益率も高いなど、リサーチ自体は出来ていたんですが、仕入れの部分が困難で、競合と比べても不利だったので早々に引退しました。
そこで、自宅で出来ることがないかと考えたときに、動画編集に辿り着き、着手したという感じですね。
副業を始めてどれくらいで独立まで漕ぎつけたのですか?
2020年8月からなので、このインタビューを受けている時点でちょうど1年くらいですね。
13年間、ただのサラリーマンで消耗していた何のスキルもない自分が、たったの1年で脱サラまで漕ぎつけたというのは再現性しかないと感じてます。
今現在、少なからず職場の環境や仕事内容に不満を抱いている方は、今すぐにでも何かしたのアクションを起こすべきだと思います、本当にやる気次第で環境は変えられるので。
動画編集を今から始めるのって、結構初期費用かかると思うんですが、じゃっくさん的には痛くなかったですか?
正直、痛かったです(笑)
ただ、本格的に脱サラを考えだした2020年11月のタイミングで、コロナの影響で会社が傾いてたんですよ。
そこで、会社の持ち株を売ってPCを購入、という決断に至りました。
さらに、ちょうど給付金で10万入ったタイミングでもあったので、それをそのまま初期費用に流しました。
7万とか10万で自分の人生が変わるんなら、長い目で見たら安いんじゃないの??と思い始めてから、自己投資をするようになりましたね。
それって、給付金の力が結構大きかったと思うんですが、なかったらどうしてたと思いますか?
いや、給付金がなくても、カードを分割とかでも買ってたと思います。完全に自己投資マインドにはなっていたので。
あと、会社から脱出したい、というのもありましたし、今の会社(鉄道)って年齢とともに拘束時間も長くなるので、結婚しても奥さんといる時間よりも社員のおじさんたちとの時間の方が長いんですよ。
それもあって、こんな仕事70歳までなんて絶対無理!と言うのもありました。
ちょうど脱サラを考え出してた頃で、節約して毎月3~4万円ほどは貯金も出来てたんで、10万の投資くらいなら、節約してれば3か月で回収出来るな、という考えで自己投資してました。
スキルアップのために必要なものは何だと思いますか?
自己投資ですね。
お金が許すのであれば、ですが。
正直、無料でもYouTubeなどで十分学べると思います。ただ、それって誰でも出来るからこそ、有象無象の1人にしかなれないと思ったんですよ。
例えば、月5万稼ぐのに13か月目でようやく達成するのか、最初に30万投資して13か月後に付き20万稼げているのではどっちがいいのか?ってことです。
例え30万払っても、月5万稼げるようになれば7か月で黒字になる、という考えを持っていたので自己投資は惜しみませんでした。
結構な額の自己投資だと思うんですが、総投資額ってどれくらいですか?
● PC代:15万円
● Adobe代:4万円
● Movie Hacks:7万円
● SOMENコンサル:10万
● 漫画広告ラボ:5万
● Motion Village:30万
計70万くらいですね。
副業で考えると、相当な投資だと思うんですが、全額回収出来ましたか?
しっかりと投資額分は回収出来ましたね。今では大きな黒字になっています。
投資して回収、回収したお金をまた投資、というサイクルをひたすら繰り返してますね。
このサイクルでやれば、回収前提で勉強しようという意識が芽生えるので、挫折の確率が下がるんじゃないか?と考えてます。
多くの人が、投資だけして満足してしまうと思うんですが、やる気の根源はどこにあったんですか?
僕の場合は、投資額を回収したい、という考えよりは、やっぱり会社からの脱却が大きかったですね。
今ではなく、将来を考えたときに、今の仕事では自分の時間が全く確保出来なかったんですよ。
さらに、年齢が上がれば上がるほど会社からの拘束時間は増えて、離婚率も上がるんです。
そんな環境を見てきたので、自分の時間を確保したいと思いましたね。
自己投資はどのような内容のものですか?
● 教材2つ
● コンサル1件
● スクール1件
こんな感じですね。
あとは、編集効率を上げるためにレガシースタイルのテンプレートやPremiere用のエフェクトプリセットをいくつか購入はしました。
効率を上げるために、こういったプリセットやテンプレートを購入することはおススメします。簡単なアニメーションでも、毎回のようにキーフレームを打っていくのは大変なので、お金で解決出来るところはお金で解決しちゃった方がいいですね。
様々な自己投資をしてきた中で、最速でスキルアップを目指すならどれを選びますか?
一通り経験したうえで、今選ぶならスクール一択ですね。
例えば、コンサルを受けたところで、学ぶ場所が用意されるわけではないんですよ。
レクチャーやカリキュラムを組んでくれることはあるんですが、スキルアップのためのコンサルがないんです。
スクールならコミュニティがあるので、知りたいことや分からないことを聞ける。
こういうことをしたいんですけど、という場合でも講師に気軽に聞ける。それが僕の中ではコンサル的な感覚だったんですよ。
ぼくが入会した当時のコンサルは、最低限のカリキュラムで組まれていたんです。
ぼくが入会した2021年の1月ごろって、「自己紹介動画」が流行っていたんですよ。それを作って、Twitterに載せたところ、ウケがよかったんです。
ただ、今って自己紹介動画とかふつうじゃないですか。
そうなると、余計なカリキュラムを組んで、ボリュームだけ増やして料金設定まで上げられる可能性があるんですよね。
内容のボリュームがどれだけ大きくても、それは最短でスキルアップするためには遠回りになることもあるので、不要な部分も多いなと感じてしまって。
例えば、MovieHacksで動画編集のスキルを習得、その後、あおの案件獲得コンサルで営業を学ぶ、みたいな実践形式で取り組める、成果を最短で出せるようなコンサルであればやる価値はありますが、いろんなことを学べる、という内容のコンサルは必要ないかな、と思います。
それだったら、スキルアップの教材を買ったり、スキル取得のためのスクールに通った方が効率的かな、と思います。
様々な教材を購入している中で、それら全て当たりでしたか?
好き嫌いもあるんですが、スキルだけを教えてくれるような教材は自分には合わなかったですね。
基礎的なことは学べるんですが、いざ実践となった時に戸惑うというか、特に営業とかは実践あるのみなので、情報で教えられても成長出来るものではないじゃないですか。
そういう意味では、結果に繋がらなかったものはいくつかありますね。
そういった点を踏まえても、スキルの習得、応用、実践、相談を全て網羅的に学べる、という場所で考えるとスクールが一番かな、と思います。
今回お手伝いさせていただくスクールも、自身の体験も踏まえて、それらを全て学べるように仕上げています。コンテンツ形式でのカリキュラム終了後、ポートフォリオ3本と営業文が出来上がるようにしています。
様々な自己投資の結果、成長できたと思うんですが、初案件獲得は苦労しましたか?
初案件獲得は本当に大変でしたね。
MovieHacksを受ければ、スキルはしっかりと習得できるんです。
そのあとの営業についても触れてはいるんですけど、なかなかイメージできず。当時はアオさんのコンサルも知らず、結局、スキルを身に付けてもどうやって営業をかけていいのか分からないという感じで、結構苦労しましたね…
初心者マインドが残っていたので案件に繋がらないという不利な考えを持っていたうえに、ポートフォリオも持っていないので営業をかけれない、副業ということもあって顔出しも出来ないという劣悪な状態だったので、本当に苦労しました…。
最初のうちは、最大1000円までの案件にクラウドワークスでひたすら応募してました。
そんな状態から脱却できたブレイクスルーはどこにあったんですか?
マインドの変化は、SOMENコンサルに入会したことが大きかったですね。
SOMENコンサルで初心者マインドは捨てろ、と言われて難しかったですが、どうにか初心者マインドから脱却。
コンサル内のコンテンツでポートフォリオも営業文も出来ました。全然自信はなかったんですが、営業文がそれなりに出来上がっているので、Twitterなどで応募したらそこそこ案件は獲得出来ました。
そこで知り合ったディレクターの方にも育てていただいて、ちゃんと編集出来ている、自分のスキルでお金を稼げている、という自信に繋がりました。
それと、稼げない時から付いてくれているメンターがいるんです。
その方と、12月の稼げていない時にお話をして、それは自分で自分のことを初心者と言ってしまっているからだ、と指摘を受けました。
スキルやテクニックはなくてもいい。ただ、自分が初心者だと思い込むと成長も止まってしまうので、初心者というのを辞めないといけない。
加えて、成長を加速させるためにはいろんな勉強をして、自分から成長出来る環境に飛び込まないと停滞する、ともいわれました。
その時点では全く稼げていなかったので、言われたことのイメージが湧かなかったんです。
その後、コンサルに参加し、1月に5万、2月に8万と稼げるようになったことで、ようやく意味を理解して、Twitterのアカウント名やプロフィールでも初心者を名乗ることはやめました。
コンサルを受けるきっかけともなった「メンター」の存在が大きいかと思うのですが、どこでメンターに出会ったんですか?
2020年12月くらいから、Twitterで「じゃっく@動画編集初心者」みたいな感じで名乗ってたんです。
すると、いろんな方からDMが届くんですよ。情報商材を売ろうとしている人とか(笑)
ただ、当時はちゃんと返信していて、そこでやり取りが続いて、1度話しませんか?とお誘いいただいたこともあり、「動画で稼ぐ」という漠然とした考えしかなかったので、きっかけになれば、と思って話したんです。
その方は、フリーランスの動画関連で成功されている方で、その方は今後一緒にお仕事を出来る方や、迷っている方の手助けが出来れば、という感じで無償でアドバイスされている方でした。その方のアドバイス通りにアクションを起こせば、しっかりと結果がついてきたこともあって、メンターとして慕っているという感じです。
それを機に、数か月に1回はお話していますね。
動画編集はパソコンに向き合って、孤独だと思うんですが、仲間はいた方がいいと感じますか?
そうですね、それが一番大きな存在になってくるかな、と思いますね。
やっぱり、気軽に話せる方だと今後一緒にお仕事をするにしてもやりやすいと思いますし、1人でやっていくのって結構大変なんですよね。
仲間がいれば、その人に引っ張られてやる気も生まれるので、お互いに高めあえるという環境は重要だと感じますね。
副業開始のタイミングでTwitterなどのSNSを始めることは大事だと感じますか?
そうですね、やった方がいいです。
Facebookとかは、実名はいるので副業では参入障壁が高いので、匿名で始められるTwitterなどが便利ですね。
発信しなくても、情報収集のためにも使えるので、始めておくだけでも価値はあると思います。
Twitterをやっていてよかったことはありますか?
同じ方向で頑張っている方と繋がれるのはいいですね。
動画で頑張っている方とお話したり、投資も興味があるので、投資に詳しい方と繋がったり、近隣であれば直接会ってお話したりも出来て、いいバイブレーションになるんですよね。
みんな頑張ってるし、自分も頑張ろう!みたいな。
何よりも、メンターと出会えたのもTwitterですし、成長させてくれたディレクターと出会えたのもTwitterなので、大きな影響を受けた方はみんなTwitter経由で知り合っているかもしれません。
脱サラに向けて、スキルアップして案件獲得で本業の収入を越えたという流れを築いたかと思うのですが、安定してお仕事が入るためにはどうされたんですか?
やったことでいえば、TwitterでGIVEすることですね。
入会していたMOTION VILLAGEで、とてもためになるお話を聴いたんです。
「GoogleってGIVEしまくってるよね」と。
無料で検索出来て、ドキュメントやスプレッドシート、ドライブ、YouTubeまで無料で使える。その結果、利用者は増えて世界で1番利用されるブラウザになっている。
それをTwitterでやっていった感じですね。持ってる知識をnoteで配布したり、相談には親身になって回答したり。
その結果、いろんな方からお声がけいただいてお仕事をいただけている、という状況です。
そうなると、大切なのは人脈ですか?
そうですね、人脈はとても大事です。
Twitterで言うと、ぼく自身、車関連のSNSを7~8年前にやっていたんです。接触事故に遭って引退したんですけど。
その時に、本当にいろんな方と繋がったんですね。
大企業でいうと、日立グループの課長さんや、東急ホテルの方など、本当にいろんな方と繋がりました。
そういうところで繋がってたんで、名刺を作るにしても知り合いの印刷会社に安くでお願い出来たり、今でも繋がりがあるので一緒に飲みに行ったりして、会社以外の情報を交換できるんですよ。
そこで、自分の会社とは違うな、とマインドの変化があったり、いろいろな派生で個人事業主の方と知り合えたりしました。
事故してから整骨院の先生と知り合えたり、車屋さんと繋がれたり。
そこで、実績動画として作らせてください!と言ったら案外快くOKしてくれるんですよね。
それを企業に提出すると、実際に企業の動画を制作しているということで、信頼に繋がるんです。
そのためにも、無料で作らせてもらって、信頼度の高いポートフォリオを揃えていって、案件獲得に繋げていった、という流れですね。
多くの方が作るんならお金が欲しい、と考えると思うんですが、そこは無償でも良かったんですか?
そもそも、自分から作らせてくださいとお願いしているので、利益は最初から考えていませんでした。
むしろ、お世話になっているからこそ協力したい、という思いの方が強かったですね。結果として、せっかく作ってくれたんだからお金払うよ、と言ってくれる方もいらっしゃいましたが、お世話になったんで…とお断りしました。
それを実績として使わせていただく、ということは自分にとっての利益のようなものです。
その制作物は、企業に提供しているものということで、自主制作のポートフォリオよりも案件獲得に繋がりましたか?
明らかに繋がりましたね。全然違いました。
企業からのウケが段違いです(笑)
企業名をぼかさないといけない箇所もあったんですが、実際に企業向けにお仕事をしている人と
認識されるので、信用度が上がるんです。
正直、YouTubeのポートフォリオや自己紹介動画を提出しても、企業は興味を持たないんですよね。
ココナラなどで見積もり依頼が来たときにも、企業動画を送るとウケが格段に良かったです。
過去の経験からの人脈が強いと思うんですが、今、0から始めるならどのようなルートを辿りますか?
今からだったら、美容室とかですかね。
絶対に誰しもが、何かしらどこかに行ってると思うんですよね。カフェでもどこでも。
大きい場所だと難しいですけど、小さい個人店とかであれば声を掛けて作らせていただくことも難しくないと思うんですよ。
そういうところから声を掛けていけばいいと思うのと、動画編集始めたらすぐに周りの友達とかに言った方がいいと思います。
ぼく1人で営業をかけていくと、1人しかいないので母数が1なんですよ。
ただ、友達に声を掛けておくと勝手に拡散されて母数が増えていくんですよ、ねずみ講みたいに(笑)
ここで、「ウェディングムービー作れるよ!」と一言伝えておくだけで、知り合いの知り合いに広まって、必要に感じている方がいれば話が飛び込んでくるんです。
今ではFacebookやyentaみたいなオンラインでお仕事に繋げるのが主流になりつつありますが、動画を始めたなら、まずは知り合いに声を掛けてオフラインでの拡散を狙う方がいいと思います。
実際に知り合い経由で入ってきましたか?
そうですね、実際にお仕事に繋がったり、成約とまでは行かなくても相談くらいは結構来ました。
それに、知り合いと直接お仕事に繋がったりではなくて、紹介してもらえたりでお仕事いただいたりはありました。
実際に、友だちのお母さんの知り合いの陶芸教室のPR動画を作ってほしい、と声が掛かって打ち合わせをする予定が入ってたりもします。
やはり、やっていることを話すというのは効果的でした。むしろ、出来ないことでも案外どうにかなります(笑)
Twitterを見渡せば、自分では出来ないようなことを出来る人は山ほどいるので、そういう方に任せればいいと考えています。
やったことのない案件でも、学びながらこなしていけばいいと思いますし。
脱サラ出来る!と思ったタイミングはどこだったんですか?
入っていたスクールの卒業が2021年7月に決まっていて、カリキュラムも残り2週間くらいというタイミングでココナラやランサーズを整備し始めたんです。
すると、企業から営業なしで、直接ご相談が来るようになったんです。
そこで、ちょっと強気に10万円くらいでお見積りを出しても普通に承諾されて、あぁ、これを月に3本くらいやれば最低限生活は出来るな、と思ったんです。
また、そこで営業さえ出来れば案件獲得は難しくない、という自信にも繋がりました。
今は会社員だからいろんな企業に営業が出来ない、フリーになれば制限がないので収益をもっと伸ばせるな、と思い脱サラを決意しました。
とはいえ、営業って簡単ではないと思うんです。そこに対して、どのような意識で営業に挑まれましたか?
我々、動画編集者は動画のプロなので、動画を売ろうとするんです。ただ、動画ってあくまで手段の1つなんですよ。
スクールの講師の方に教えていただいたんですが、営業とは、「相手の悩みを解決に導くお仕事」ということ。
相手の悩みをしっかりとヒアリングして、何かお悩みありますか?という形で、動画以外のことでも悩みの解決に導けるようアプローチすれば、お仕事に繋がるな、と思いました。
また、納品後のアフターフォローもしっかりと行っていけば、信頼関係は築けるので、その後も長期的に付き合えるだろうと確信しましたね。
じゃっくさん的な、おすすめの営業先はどこですか?
ぼくが狙うなら、広告代理店ですね。
広告代理店でなくとも、広告を打つのが当たり前の会社がおすすめかな、と思います。
そもそも、ネット集客に疎い企業は広告を打つことに抵抗を持っている場合が多いんです。そんな企業にいきなり動画を売り込んでも成約までは遠いので、見込み客を狙った方が効率的ですね。
あとは、サロンとかもいいんじゃないかな、とは思ってます。
コロナの影響で、対面が難しくなって、売上が落ちているところも多いので、動画に落とし込んでオンラインでもレクチャーできるように会員サイトを作って、サポート出来る環境を整えれば長期的にオンラインでの集客も出来ますよ!と提案出来れば、結構響くと思うので、個人サロンとかは狙い目かな、と考えてますね。
これまでも、様々なクライアントとやり取りを重ねてきたと思うのですが、円滑なコミュニケーションのためのコツなどはあるんですか?
連絡が遅い理由って、忙しいか、単純に見ていないか、の2択だと思うんですよ。
または、ココナラやクラウドワークスであれば、アプリを入れてなくて通知が届かないか。
そういう場合は、Zoomやビデオチャットに持ち込みますね。
そこでまとめて質問して、クライアントとのチャットでのやり取りを減らします。レスが早かったり、円滑な人ならいいんですが、そうでない人はZoomやビデオチャットでまとめて
聞くようにしてます。その方が、結果的にお互いのコミュニケーションコストが下がるのでメリットしかないんですよね。
何よりも、レスが遅いクライアントとのやり取りはストレスも掛かってしまうので、そうならないようにこちらでコントロールしている感じです。
現状、動画編集から抜け出して、アニメーションの動画制作側に移行したと思うのですが、今後スキルを身に付けるとしたら何を学びますか?
これから学ぶのであれば、撮影ですね。
Aeでアニメーションを作れるようになると、撮影との相性の良さを改めて実感するんです。
撮影スキルがあれば、企画構成撮影まで出来て、動画を作って納品まで全てを一貫して出来る。トータルで出来るようになれば、穴があっても自分が入れば滞りなく進行するので。
それも自己投資ですか?
そうですね、もう10月から始めようと考えてます(笑)
現在受けているスクールが、撮影の方面でもスクールを立ち上げるようで、1期生は10万円ほどで受けられるので、10万円なら撮影案件2件くらいで回収出来るな、と考えて受講をすぐ決めました。
ぼくの場合、自己投資先って人でしか選ばないんですよ。
すでに講師の方は知り合いで話しやすいので、この方が教えてくれるなら安心だな、という感じで決めてます。
今後、規模は大きく会社を設立するなどは考えていますか?
考えてますね。
といってもあまり会社っぽい感じではなく、あくまで信頼のため、という感じです。
自社で撮影、編集、アニメーション制作、営業などを一貫して出来るようになれば、制作会社からのお仕事も受けやすいですし、法人というだけで信憑性・権威性も出るので。
最低限の給料だけ出して、そこで社会保険を補ってもらって、それぞれ副業という形で10~20万稼いでいけば生活は出来るので、そういう形の会社は考えていますね。
ここでロードマップとしての内容は終わりです
今後、個人で稼ぐ方法として、じゃっくさんは動画編集をおすすめ出来ますか?
おすすめは出来ますね。
今回は新型コロナウイルスでしたが、こういう世界的なパンデミックって10年に1度くらいは起きると思うんですよ。そんな中で、完全在宅で稼げるって言うのはとても大きくて。
鉄道の乗務員だったので良く分かるんですが、月曜の朝なんてみんな死んだ魚のような眼をしていて、線路に飛び込むなんてことは結構よくある話なんですよ。
ただ、在宅で5万でも10万でも稼げると、心に余裕が出来て会社に縛られなくなるんですよね。
ブログで5~10万は結構なスキルが必要ですし、せどりで10万稼ぐにも50万くらいの軍資金が必要。初期費用は掛かりますが、即金性を考えるとスキルもそこそこでいい動画編集が一番効率がいいんですよ。
サクッと学んでサクッと稼げる、というのが動画編集の魅力ですね。
これから始める人にアドバイスをください
やっぱり、何も分からない状態からのスタートなので、躓くことはたくさんあると思うんですよ。
ただ、そんな状況に陥った時に誰かに相談出来る環境っていうのは作っておいた方がいいです。
講師に聞くでも、Twitterで気軽に教えてくれるような仲間を作るでもいいので、孤独にならない方法をまずは見つけておくべきです。孤独が続くと辞めるきっかけにもなるので、辞めないためにもすぐに聞ける環境は大事ですね。
ぼくもまさにこのルートで、メンターやディレクター、Twitterで仲良くしてくれるみなさんに支えられて脱サラを実現したので、仲間は作っておくべきですね。
追伸
ここまでお読みいただき、誠にありがとうございました。じゃっくです。
たった1年で脱サラ、なんて漫画みたいな話ですが、まさか自分が達成するなんて1年前の自分では想像出来ませんでした。
ただ、ここで改めて分かったことは本当に「きっかけ」だけなんだな、ということ。
あの時、なんとなくでも副業に興味を持ったから、11月時点で本格的に脱サラを考えだして15万のPCを買ったからこそ、今の自分があります。
結果が出るか分からないから…と渋るのではなく、行動したんだから結果を出さないと!という引き寄せの法則は本当にあるんだな、と実感しました。
ブログをお読みいただき、自分でも出来そう!と少しでも感じていただけたら幸いです。そして、
ただ読むだけではなく、次の行動に繋げていただけることを心より願っております。